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 アールグラフ ディレクターの中山です。
近頃、「性能」のことについて気になるというお声をお伺いすることが多いので、今回は「性能」のことについて少しふれさせていただきます♪

先日、建築中のお施主様宅が無事上棟し、上棟後の打合せを行いました。
その時にお施主様と一緒に、各室の電気スイッチの位置を確認させていただきました。


△しっかりと現地で確認させていただきます△

 さらに次の日、性能の高いお家づくりでとても大切な要素である、気密測定を行いました!
実はこの「気密測定」、性能の良いお家づくりに欠かせないんです^ ^

私なりにですが、気密測定についておまとめしたので、良ければご参考にされてくださいね♪

気密測定とは?

 まず、住宅における気密とは「隙間をなくして外と室内の空気の出入りを少なくした状態」のこと。

“気密性の高い住宅=隙間の少ないお家”を意味します。
高性能住宅をつくる上で、高い気密性は断熱性や耐震性、省エネ性と並んでとても重要な要素といえます。

例えば、魔法瓶を想像してみてください。いくら断熱性能の高い魔法瓶に暖かいお茶を入れたとしても、蓋がしっかりしまっていなければ熱はどんどん外へ逃げていくと思います。住宅もそれと同じく、隙間をできる限り少なくしないと、せっかく高めた断熱性能も十分な効果が得られないことになります。

そんなに大切な気密性能ですが、実は機械で実測し《数値化》することができるのです。
これを気密測定と呼びます。また、数値化したものを「C値」という数値で表します。

C値とは?

 気密測定で測ったC値は低ければ低いほど良い値となり、目安としてC値が1.0以下であればとても高い気密性能のお家だと言えます。ただ私たちは、基本的には全棟C値0.3以下を基準とし、より良い気密性にこだわって家づくりを行っています♪

※数値で見ると少しわかりにくいと思われると思いますが、実はこの違い、隙間で表すと大きいんですよ)汗

例えば、高性能省エネ住宅と言われる40坪の場合、
●C値が1.0だと「ハガキ1枚分くらい」
●0.3だと「小さいめピザのサラミ1枚分」(←良い例えがなくすみません・・・5センチ角くらいです)

でもこう考えるととてもわかりやすいですよね!
このように、数値だけでない実際の見えない隙間を表すことになります♪

気密測定ってどうするの?

 気密測定では、こんな大きな機械を手配します! この機械は「気密測定器」という名前で、送風機、流量測定器、内外の圧力測定、内外の温度計などで構成されています。 上棟後、お家の断熱・気密工事が終わり、窓やドアも全てついた状態で測定を行います。


△このような感じで気密測定します△

 そして、今回測定したお施主様邸も、下屋が張り巡らされた形状の住宅で、実は測定結果が出るまでドキドキでしたが、当社基準をクリアする充分な数値でした!
※)お家の形状や窓形状によって数値は変わりますので、気になる方はお話聞かせてくださいね♪

 C値は0.5であれば、お引渡し後何十年後も高い断熱性能の効果が得られる状態が続くと言われています。
このような素晴らしい数値を出せるのは、現場の方々の腕や細やかな作業があってのことなので、気密測定の日はいつも結果発表のような緊張感があります!

 そしてアールグラフでは、この「気密測定を必ず全棟行うこと」にこだわっています。

 今回はお家づくりをする上で大切な気密測定のお話をさせていただきましたが、お家の性能は気密性だけではありません!その他の大切な性能もまとめて勉強することの出来るお家づくりの勉強会をご用意しております♪


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